もっと上へ行くためには - 伊藤幹太

Hi Greetings! Greetings Junior Academyエリートチームの伊藤幹太です。

今回僕は全日本ジュニアに出場しました。結果はU17のカテゴリーで3位でした。よく言えば初めて全日本ジュニアでの入賞でした。
しかし、その結果は自分の中で納得いくものではなく、思ったようなプレーをすることもできず悔いが残る大会でした。

第3シードで試合に臨み、準決勝での土岐選手との対戦でファイナルで負けてしまいました。自分なりに考えた敗因はいくつかあります。

まずは、前半に力み過ぎてしまいボールをコントロールすることができず、相手の思うがままに動かされてしまいました。
そして、とてもミスが多いことです。ミスの量が多過ぎて、いくら点数を取っても相手に追いつけませんでした。

昨年5月に行われたPSAの大会でも土岐選手と対戦しており、その試合もファイナルで負けました。今回と試合内容が全く同じでした。

一年前と比べると体力や筋力、そして技術も少しは向上しているのにどうしてなのか。一番大きなそもそもの敗因は、スカッシュは相手と戦うスポーツなので相手を意識した状況判断ができていないということだと思いました。

試合の極限状態で急に良い判断ができる訳ではないので、普段の生活から常に今なにをするべきかを考えて行動するべきだと思いました。

今までネガティブに文章を書いてきましたが、僕はミスターネガティブと言われるぐらい、何事もマイナスに考える癖があります。
これからは、自分の中の不易流行として、マイナスな考えがあるからこそ、ダメな自分を認め、今回のように改善に向けて原因を考えて、変わっていけるにしていきたいです。これからも応援よろしくお願いします!!

※不易流行:いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。