実際にスカッシュをやってみたら、想像と違った話。

大学に入って高校時代からお世話になっていた先輩に誘われて始めたスカッシュ。最初は「壁に向かって打つテニスみたいなスポーツかな?」「壁打ちをずっと続けるだけなら簡単そう!」 くらいのイメージでした。でも、実際にコートに入ってボールを打ってみると、想像していたものとはかなり違いました。

今回は、初心者だった自分がスカッシュを始めた時に感じたことを書いてみようと思います。


最初の感想は「打てないことはない。でも上手く打てない」

初めてスカッシュをやった時の感覚は、かなり不思議でした。

テニスのような、バドミントンのような、でもどちらとも違うラケットスポーツ。ラケットはテニスよりも軽く、バドミントンよりも重い。でもボールはゴムでできたピンポン玉のよう。

ラケットにボールは一応当たる。
ラリーっぽいこともなんとなく続けられる。

でも、「思ったようには全然打てない」。テニスと同じような感覚で打つと真っ直ぐボールを飛ばせないし、バドミントンのようにやるとボールがコートの後ろまで飛ばない。しかも、コートが壁に囲まれているせいで常に思いっきりラケットを振ることもできない。

これが最初の率直な感想でした。

特にスカッシュはボールとの距離感が独特で、少しズレるだけでうまく飛ばない。さらに、体の使い方が他のスポーツと全くちがう。
壁を使うスポーツだからこそ、ただ前に返せばいいというわけでもありません。

簡単そうに見えて、やってみると打ち方や体の動かし方、試合での戦術など、かなり奥が深いスポーツでした。


一番難しかったのは“打ち方”

最初に苦戦したのはスイングでした。

自分は中学から高校まで6年間ソフトテニスを部活でやっていたので、最初はどうしてもラケットの打ち方がテニスっぽい打ち方になってしまっていたんです。

でも、スカッシュはテニスとはラケットの振り方も違うし、コンパクトなコートの中で打つので距離感もかなり違います。

テニスは地面と並行にラケットを横に振るのに対し、スカッシュはラケットを持っている手の手首を立て続け、まるでナイキのロゴマークのようにボールを掬い上げるようにスイングをします。

「もっと距離感を遠くに」「もっとコンパクトに振る」「ラケットを構えるのが遅い」

頭ではどんなにわかっていても、身体が慣れませんでした。

でも同じ時期にスカッシュを始めたスポーツ未経験者の友人は早くからスカッシュのスイングに慣れ始めていて、ずっとテニスなんかやっていなければと後悔していました笑

特にボールとの距離の取り方は最後まで苦戦した記憶があります。


でも、やるほど上達するのが面白かった

しかし難しかった一方で、スカッシュにはすごくハマる感覚もありました。

その理由のひとつが、「上達がわかりやすい」ことです。

最初はまともに打てなかったボールが、少しずつ狙った場所に飛ぶようになる。ラリーが続くようになる。壁際のボールも取れるようになってくる。コートの後ろまでボールを飛ばせるようになってくる。

自分で頑張って練習を続けた分、同期や先輩とラリーが続くようになってその変化がかなり楽しかったです。

そして個人的に大きかったのが、一人打ちです。

テニスだと相手がいないと練習しづらいですが、スカッシュは壁が相手になってくれる。どんな隙間時間でもラケットとボールさえあればコートで練習ができる。最低2人いないと練習が始まらないテニスとはここが違いました。実はスカッシュがうまいプレイヤーは大体一人打ちが大好きで、中には自分の彼女は壁と言い張る人も…。

僕も気づいたら、一人でずっと打っていたこともありました。

「もう少しうまく打ちたい」「ここのボールは絶対取れるようになりたい」

その気持ちで永遠に練習できるスポーツでした。


自分がハマった瞬間

自分が本当にスカッシュにハマったのは、大会でボロ負けした時でした。

それまでは「結構練習したし、どんな相手でも少しは戦えるかな」と思っていました。

でも現実は全然甘くありませんでした。

スピードも、ショットも、動きも全部違う。人によって構え方、ボールとの距離の取り方は違うし、みんなとにかく打つボールがはっやい。自分のボールよりも速いボールに対応がうまくいかず、何もできずに負けた感覚でした。

めちゃくちゃ悔しかったです。

でも、不思議と嫌にはならなかった。

むしろ、

「こんな試合の進め方もあるんだ」「早いボールでも正しいステップなら取れるんだ」「こんなにスカッシュをやっている人っているんだ」

そう思えた瞬間に、完全にハマっていたんだと思います。


やってみないとわからないスポーツ

スカッシュは、外から見るだけでは伝わりにくいスポーツだと思います。

実際にやってみると、

  • 独特の距離感
  • 打球音
  • スピード感
  • 上達していく楽しさ

いろんな魅力があります。

もし少しでも気になっているなら、一度コートに入ってみてほしいです。

きっと、自分が最初に感じた「想像と違う」が少しわかると思います。

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